国際的な公衆衛生上の緊急事態宣言
2024年8月14日、世界保健機関（WHO）の事務局長は、mpoxに対して国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態（PHEIC）を宣言 （英語）しました。これは、アフリカCDCが8月13日にアフリカ地域でのmpoxの急速な地理的拡大を受けて、大陸安全保障上の公衆衛生緊急事態を宣言 （英語）したことに続くものです。
PHEICは、状況が「深刻、異常、または予想外」と判断され、他国に拡散する恐れがあり、「即時の国際的な対応」が必要とされる場合に宣言されます。PHEICの宣言により、追加のリソースが確保され、対応策への国際的な参加が促進され、渡航や貿易に関する推奨事項が含まれる場合があります。
今年、アフリカ地域でmpoxが急速に拡大し、従来と異なるグレードIbのmpoxが検出されたことが、PHEICを再度宣言した大きな理由です。WHOは、この地域で異なる株が多数アウトブレイクした場合は、状況に対処するためには協調的な対応が必要になると強調しました。
mpox（旧・サル痘）とは？
mpoxはウイルスによって引き起こされる感染症です。初期症状には、発熱やリンパ節腫脹などがあります。
その後、発疹が現れ、最初は平らで、だんだん盛り上がって水疱となります。発疹は顔、口、腕、胴体、脚、生殖器を含む全身に広がる可能性があります。
感染者との濃厚接触や、感染者が接触した可能性のある寝具や衣類に触れることによって感染することがあります。
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緊急ウェビナー開催のご案内
| ウェビナー名 | Situation Update: Mpox Public Health Emergency（英語） |
| 開催日時 | 2024年8月20日（火）19:00-19:45（日本時間） |
| 開催方法 | オンライン（GoToWebinar） |
| 参加費 | 無料 |