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導入事例

全日本空輸株式会社様

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ANAグループは日本発のエアライングループとして、2機のヘリコプターからはじまり、今やアジアと世界の国々をつなぐエアライングループとなりました。次に目指すのは、数あるエアライングループの中からお客様に選ばれ、世界をリードし続ける確固たる地位を築くことです。

「安心と信頼」はANAグループとお客様との約束であり、経営の根幹に位置づけられる責務です。エアライン事業を中核とするANAグループは、「挑戦し続ける」「強く生まれ変わる」「いつもお客様に寄り添う」気持ち、「心の翼」をもって、永続的にこれからの社会の発展に貢献し、「夢あふれる未来」創りの一翼を担っていきます。

今回は全日本空輸株式会社(ALL NIPPON AIRWAYS CO., LTD.)人財戦略室 労政部 マネージャー 佐藤成俊様と、スーパーバイザー 秋山高晴様のお二人にお話を伺いました。
2006年より当社のエアライン向けの専門サービス“MedAire” をご利用いただいておりましたが、2016年からは更に医療と渡航安全管理のアシスタンスサービスにご加入いただきました。

―当社のアシスタンスサービスの導入を検討された背景はどのようなことだったのでしょうか?

海外就航路線の拡大に伴う、社員の海外へ渡航する機会の増加により、渡航先で怪我や病気で医療機関にかかる件数が増加傾向にありました。こうした状況を踏まえ、社員が少しでも安心して海外に渡航出来るようにするためには、どのようにしたらよいかを検討した結果、気軽に医療の専門家に相談できる仕組みがあればいいのではという結論に至り、アシスタンスサービスを導入いたしました。

検討の際は、他社のサービスとの比較もいたしましたが、世界各地に就航地がある当社のような環境では、社員がどの国のどんな地域にいても、均一な国際水準の医療が受けられるということは大きな利点でした。

―当社のアシスタンス導入前には海外でのリスク管理において何か課題はありましたか?

ありがちなのは、出張者が海外で病気や怪我をすると、その国のことを良く知る現地駐在員が近場の病院に連れて行ったり、外来予約の手配をするなど、駐在員に過度な負担がかかるというシチュエーションです。状況によっては、その他の業務に影響が出る可能性もあることから、こうした負担を少しでも軽減することができないかということが課題としてありました。
電話1本でドクターと24時間直接話ができて、医療的なアドバイスが受けられる、そしてドクターの判断により、必要に応じて医療機関を紹介してもらえる。こうしたサービスは、フライトにあたっての体調管理を求められるパイロットや客室乗務員にとって、特に安心感につながるものと思いますし、駐在員の家族にとっても、現地で言葉の不便がある際などは特に、病院に行く前に、日本語でいつでも相談ができるというのは心強いと感じています。

また、適切な受診を勧めて重症化を防ぐと同時に、不要な医療費の抑制にもなると考えています。地域によっては、傷病とは関係のない検査が行われ、高額な医療費を請求されるようなケースもありました。International SOSの医師が必要な検査や治療、そのタイミングをあらかじめアドバイスしてくれるので、コストが最適化できるといったことに加え、個人で判断するよりも、より信頼できる医療アドバイスを得られるといったメリットもあると思っています。

―既に従業員の皆様に対して、アシスタンスサービス導入の周知も行き届いていらっしゃる印象ですが、今後当社に期待されることやご要望はありますか?

さらにアシスタンスの利用を促進するにあたり、オンサイトでのサービス説明会や、実際にサービスを利用した社員からのフィードバックを聞けたらと思います。それによって、さらに社内での認知度を高める方策や、改善点なども見えてくるかもしれません。社員のために導入したサービスですから、より認知度を高めていくことによって、社員が気軽に利用できる環境を整えていきたいと思います。

―佐藤様、秋山様、誠にありがとうございました。引き続き、世界中の空をつなぐ御社の皆様の健康と安全のために尽力させていただきます。

お客様情報
全日本空輸株式会社様
https://www.ana.co.jp/group/
取材日:2017年6月