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株式会社ニトリホールディングス さま



ニトリグループは、ホームファニチャー、ホームファッション商品の販売を行う株式会社ニトリを中心に、家具の製造を行う株式会社ニトリファニチャー、物流の株式会社ホームロジスティクス、宣伝・広告の株式会社ニトリパブリック、そして、ファシリティサービスの株式会社ニトリファシリティ等によって構成されています。

「住まいの豊かさを世界の人々に提供する。」というロマン(志)のもと、40数年前、わずか30坪の店で創業した同社は、日本国内だけでなく、台湾、アメリカ、中国への店舗展開も進め、2015年10月に国内外400店舗出店を達成。機能分担や責任を明確にすることによって、機動的かつ柔軟な経営を可能にし、変化の激しい環境下においても企業価値の向上を目指しています。

「お、ねだん以上。ニトリ」で知られる株式会社ニトリホールディングスの海外事業部 林様にお話をお伺いしました。ホームファニチャー、ホームファッションの販売を通じて「住まいの豊かさ」の実現を目指す同社。気軽に買える価格設定と、高い品質・機能を両立させるための様々な施策の中には、世界各国からの調達、海外での生産や品質管理を行う工場や開発拠点の稼動に加え、物流拠点、貿易をサポートする事務所まで多様な海外拠点が広がっています。海外の安全管理体制構築に向けた、同社の取り組みについてお話いただきました。

当社のメンバーシッププログラムに加えて、リアルタイムトラッキングシステム「トラベル・トラッカー」を新たにご導入されることになったと伺いました。どのような経緯で決定されたのでしょうか?

当社は年間2,000件以上の海外出張があり、調達部門の社員などは現状では決して治安が維持されているとは言えない地域への出張にも出ています。幸いなことにこれまで大きな事故は起きていませんが、いつ起きてもおかしくないということを念頭に、現在リスク管理体制の構築を行っている最中です。

きっかけになったのは、やはりパリのテロ事件です。有事の際に、今どこに誰がいるかということを把握しきれていないのは、非常に危険であることを改めて認識しました。日本からの海外出張でさえそのような状況で、国外から国外、例えばベトナム駐在者が中国へ出張に出ているなどの情報は、現地への問合せが必要となりタイムリーな把握ができておりませんでした。安否確認の連絡をしようにも、携帯番号の登録先が集約されておらず、迅速な対応が難しい状況もあります。

出張に出る際は、事前に出張計画書を提出することにはなっていますが、細かな予定まで記載されていなかったり、直前で変更があったとしても書類は既に提出済みで反映されていない場合もあります。

Excelへの手入力で日付と誰がどの国に滞在しているかを一覧にしていましたが、年間2,000件ということは1日に5~6件は誰かしらが海外出張に出ている計算になります。全ての出張者の情報を手入力する負担は大きいですし、前述の通り計画書自体の正確性も100%ではありません。そのような状況から、追跡システムの導入に向けて何社かの製品を比較検討し、もっとも機能と使い勝手の良い御社のトラベルトラッカー導入が決まりました。

導入はスタートですのでこれからの活用が期待されますね。
他には安全管理体制の構築に向けてどのような取り組みをされていますか?

医療と安全管理だけではなく様々なリスクの洗い出しを行っています。表面化していないリスクが非常に多くあると認識しています。現在は有事の際のセーフティネットを構築する段階ですが、今後はリスクを把握し、未然に予防することを実現していくための様々な基準やシステムを作っていかなければと考えています。そして日本国内で確立した安全管理体制を、いち早く海外拠点にも反映していきたいと思います。

また、社員の危機管理意識の向上も急務です。出張規制が出ているような国でも「商品の最終出荷チェックに行かなければ、今夏の商品が納入できなくなります!!」と言う社員もいますし、こちらとしても何とか危険な地域であっても行かなければならない社員のために、いかに危険から身を守れるかの情報提供や事前準備に努めています。先日、御社から配信されたラマダンに関するオンラインセミナー動画も大変参考になりました。重要項目は文書で社内共有をし、ラマダン期間中は念のため不要不急の出張は控えるよう通知もしています。世界の情勢を意識しなくてはならないですね。

実はこれまでは海外での医療サポートは他社にお願いをしていましたが、渡航安全サポートとあわせてインターナショナルSOSに一本化することになりました。海外出張者・駐在者が安心して業務に従事できる体制を整えることを最優先事項とし、アクセスをシンプルにするための施策です。変更の過渡期にいかに混乱なく、社員に周知徹底していけるかが鍵ですので、御社にもぜひご協力をお願いしたいと思います。

ニトリ社員の皆様が、当社のサービスを最大限にご活用いただけるよう、十分にサポートさせていただきます。林さん、ありがとうございました。

取材日:2016年7月

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